少年サッカーで姫路と子どもの未来描き50年 “競技未経験の創設者”の元教師が実現した「夢の連鎖」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

少年サッカーで姫路と子どもの未来描き50年 “競技未経験の創設者”の元教師が実現した「夢の連鎖」

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 子どもと向き合い、しっかりと見つめることに重きを置く樽本さん。「その子の個性や、一番いいところを伸ばすことを大切に指導してきた」といい、“プロフェッショナルを育てる”として、スポーツの技術の向上だけでなく人格形成も重要と捉えています。

2024年の年明けに行われた初蹴りの様子
2024年の年明けに行われた初蹴りの様子

 そんな樽本さんだからこそ実現することのできたエストパークは、“夢の連鎖”を築く場でもあると樽本さんは語ります。かつての教え子たちが、今はこの場所で指導者として活躍しています。樽本さんは「そしてまたその子どもたちが、ふるさとであるこの場所へ帰ってくる。そんな循環が生まれることがとても幸せ」と話します。

 番組パーソナリティを務める姫路市の清元秀泰市長は、「古くから日本では、人を思いやる気持ちを大切にしてきたはずなのに、いつのまにか自分さえよければ良いという考え方が広まっている気がする。エストレラという法人があるおかげで姫路の心が豊かになっていると考えられる」とコメントしました。

 樽本さんは「これからは共生の時代。健常者も障がいのある方も共に生きていく、ユニバーサルな社会を目指していきたい」と未来への展望を語って締めくくりました。

樽本直記さん(写真中央)、番組パーソナリティの清元秀泰姫路市長(同右)、ナビゲーターの洲崎春花(同左)
樽本直記さん(写真中央)、番組パーソナリティの清元秀泰姫路市長(同右)、ナビゲーターの洲崎春花(同左)

※ラジオ関西『ヒメトピ558』2024年8月2日、9日、16日放送回より

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