そうなると、市販の米袋を買いだめしすぎても、逆に家庭での保存でかなり気を遣わなければいけないのは明白。ましてや、いまのような暑い時期は特に、冷蔵庫・野菜室での保管が推奨されています。停電などが発生して冷蔵庫が使えない場合も想定すると、安易な米袋の買いだめは禁物です。
なお、県の担当者によると、米の卸売業者や産地の情報として、新米の収穫が本格化する9月頃には、米の流通も落ち着いてくるのではないかと考えられています。
9月1日の「防災の日」を前に、今年8月は、いつか来るであろう天災への備えの重要性を改めて感じさせられました。現状に不安を感じている人も少なくないとは思いますが、冷静な対応が呼びかけられている今、「令和の米騒動」を教訓に、あふれる情報に振り回されることなく、日々、こまめに蓄えながら、防災・減災への意識を高めていきたいものです。
◆参考
兵庫県
「【防災の実践2:備える】災害時に役立つ食糧の備え・室内安全 災害発生時72時間生き延びるために」
「いざという時の心構え災害時の食に備える」
「災害時にも役立つお米・ごはんBOOK」
農林水産省
「お米のおいしさがアップする炊き方と保存法」
(※いずれも公式HPより)
◆リンク
・兵庫県「【防災の実践2:備える】災害時に役立つ食糧の備え・室内安全 災害発生時72時間生き延びるために」
・兵庫県「『いざという時の心構え災害時の食に備える』」
・兵庫県『災害時にも役立つお米・ごはんBOOK』
・農林水産省「お米のおいしさがアップする炊き方と保存法」