この他、妖怪としての虫が描かれたものや、工芸品にあしらわれた美しい虫、虫をモチーフにした武具などもあり、虫が日本人の生活にとって昔も今も身近で、どのように認識し、畏れ、愛でてきたのか、その奥深さを感じることができる。岡本学芸員は「美術・歴史・俳諧・工芸と当館が関わる分野を横断した展示。調べれば調べるほど面白い資料が出てきました。虫の専門家にも関わってもらったので虫に関する知識も得られます。虫が嫌いな人も大丈夫です!」。
■「虫」展 ”Mushi” in Japanese culture
会期 2024年8月9日(金)〜9月29日(日)
会場 市立伊丹ミュージアム (伊丹市宮ノ前2−5−20)
休館日 月曜日 (ただし8/12 9/16 9/23 は開館。 8/13 9/17 9/24 は休館)
開館時間 10:00~18:00
【関連イベント】
「鳴く虫と郷町」 9月6日(金)〜9月15日(日)
市立伊丹ミュージアムなど市内約100か所で
スズムシやキリギリスなどの虫の声が響きます