明石の地で、光源氏は月を愛でたとされています。
淡路島を見渡す海岸にあったとも伝わる「光源氏月見の松」に見立てた松の木が、現在は「岩屋神社」(同市材木町)の境内に植えられています。同神社では、プロジェクトに合わせた企画も実施されます。
こういった忠国公の見立てについて、丸谷聡子明石市長はラジオ関西の番組で「現代におけるテーマパークのような感じ。ツーリズムのはしりと言えます。読書好きだったとされる忠国公が『源氏物語ゆかりの地』となさったのが、現代に伝わっています」と説明しました。
一方、市内の各施設では特別な催しが展開されます。市立天文科学館では、「源氏物語と月』をテーマにしたプラネタリウムを実施。市立文化博物館、あかしこども広場フロアでは松平忠国公にスポットをあてた展示をそれぞれ行うほか、あかし市民図書館や県立明石公園でも『源氏物語』をテーマにした企画を展開します。
丸谷市長は「まだまだ最初の第一歩です。市役所の各部署や関係団体と連携して準備を進めています。近日中に発表できると思いますので、楽しみにしていただきたいです」と語りました。「源氏物語✕明石 2024秋冬」について詳しくは、明石市や各施設の公式ホームページに掲載されています。
9月から「源氏物語×明石 2024秋冬」が本格スタート!(明石市公式ホームページに遷移します)