需要が高まる一方、気候変動や乱獲などで枯渇が懸念され、「魚が食べられなくなる危機」が生まれかねない状況を鑑み、水産資源の持続的な活用についても発信する。
■外壁には廃棄予定の貝殻、33万個を使用〜ここにもSDGs
建物の外壁には、廃棄予定の赤貝の殻約33万6千枚などを素材にした漆喰を使い、SDGs(持続可能な開発目標)を表現する。
貝殻は産業廃棄物に該当するため、処分費用の負担から逃れるため、大量に海へ投棄されており、環境汚染の原因となっている。
大阪市内で会見した同社の岡本浩之取締役は「実際に海外へ行ってみたくなるメニューの開発を進めている。まずはお越しになって、驚いてほしい。その国の料理に接して、『ぜひ行ってみたい』と思える演出をしたい」と抱負を語った。
回転寿司は、日本の飲食業界に革命をもたらした。
そもそも、注文を受けた店員が、厨房から料理を運び、それを食するというレストラン形式がスタンダードだった。
日本で回転寿司が登場したのは、約70年前の大阪。
次々と現れる寿司の中から、食べたい皿を選ぶ楽しさと、エンターテインメントを兼ね備えている。