“スシテナブル”くら寿司、大阪・関西万博 史上最長規模135メートルの回転ベルトに世界の料理! | ラジトピ ラジオ関西トピックス

“スシテナブル”くら寿司、大阪・関西万博 史上最長規模135メートルの回転ベルトに世界の料理!

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 需要が高まる一方、気候変動や乱獲などで枯渇が懸念され、「魚が食べられなくなる危機」が生まれかねない状況を鑑み、水産資源の持続的な活用についても発信する。

エントランスに広々とした待合スペース 壁面に「鮮度くん」に入った人気寿司オブジェか並ぶ ※画像提供・くら寿司

■外壁には廃棄予定の貝殻、33万個を使用〜ここにもSDGs

 建物の外壁には、廃棄予定の赤貝の殻約33万6千枚などを素材にした漆喰を使い、SDGs(持続可能な開発目標)を表現する。

外壁素材は廃棄される貝殻(赤貝)約33.6万枚を使用 糊などの原料も海藻などを使う“人工物不使用”の漆喰に ※画像提供・くら寿司
白木製のフラットテーブル、畳を使った椅子など“ジャパニーズモダン”の上品さと落ち着いた空間を演出する ※画像提供・くら寿司

 貝殻は産業廃棄物に該当するため、処分費用の負担から逃れるため、大量に海へ投棄されており、環境汚染の原因となっている。

 大阪市内で会見した同社の岡本浩之取締役は「実際に海外へ行ってみたくなるメニューの開発を進めている。まずはお越しになって、驚いてほしい。その国の料理に接して、『ぜひ行ってみたい』と思える演出をしたい」と抱負を語った。

 回転寿司は、日本の飲食業界に革命をもたらした。
 そもそも、注文を受けた店員が、厨房から料理を運び、それを食するというレストラン形式がスタンダードだった。
 日本で回転寿司が登場したのは、約70年前の大阪。
 次々と現れる寿司の中から、食べたい皿を選ぶ楽しさと、エンターテインメントを兼ね備えている。

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