先日開催された「第8回全国鼻笛チャンピオンシップ」では、全国の鼻笛奏者が三重県四日市市に集結。参加者は、北海道・東北・関東・東海・関西・中国・四国・九州から集まり、まさしく“全国大会”となりました。
演奏ジャンルもさまざまで、クラシック・童謡・ポップス・歌謡曲・演歌・ロックなど。総勢35組で競い合いました。
素晴らしく美しい演奏からシンプルな独奏、別の楽器とのアンサンブルや鼻笛を使ったおもしろいパフォーマンスなど、それはもう奥が深い。
そんな鼻笛奏者のなかでも強者になると、1日13時間も練習している人もおられるほど。楽器は異なりますが、世界的なピアニストもそれくらい毎日毎日ピアノに向き合っていると聞きます。それと並ぶくらい、極めていく魅力が鼻笛にあるということなんですね。
ほかの楽器と比べて気軽で誰でも手にすることができて、どこでも演奏できる。もしかしたら鼻笛も、今後どんどん世界へと広がりをみせる、そんな楽器になるんじゃないかと可能性を感じた大会でした。
*私も同大会に参加させてもらい、オリジナル曲「鼻笛ロッケンロール」で新人賞をいただきました。
※ラジオ関西『バズろぅ!』2024年9月28日放送回より
(『バズろぅ!』ラジオパーソライター・わきたかし)