プールじゃなく“風呂” 絶景「インフィニティ温泉」が旅行者の間で話題に! 【兵庫・淡路島】 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

プールじゃなく“風呂” 絶景「インフィニティ温泉」が旅行者の間で話題に! 【兵庫・淡路島】

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 リゾート地で人気の「インフィニティプール」。海外だけでなく国内でも目にする機会が増えていますが、兵庫県・淡路島に「インフィニティ温泉」なるものがあることをご存知ですか? 複合型温泉施設「アクアイグニス淡路島」企画営業部の落合雄一さんに話を聞きました。

アクアイグニス淡路島

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 アクアイグニス淡路島は明石海峡大橋を渡ってすぐ、淡路ICから車で5分程度の場所にあります。食・癒やし・地域共生がテーマの複合型温泉施設で、リラックスできる天然温泉のほか、淡路島が誇る旬の素材を活かした地産地消の料理が味わえるレストランを備えます。また、2020年に行われたパンの世界大会「シゲップ インターナショナル ベーカリーカップ」で3位に入賞した中西智彦氏が手掛けるベーカリーも。アクティブな旅行が叶う車中泊やレンタルサイクルのサービスも提供しており、旅の拠点として多くの利用者が集まるスポットなのだとか。

 施設のメインでもある温泉には、内湯の「伊弉諾(いざなぎ)の湯」と大露天風呂の「伊弉冉の湯湯(いざなみのゆゆ)」があります。地下1000mの深度から湧き出る温泉は、湯上がりの肌の潤いを長く保つ効果があるナトリウム塩化物温泉。塩分が多く含まれているため、他の泉質よりも浮力があり、浮かんでいるだけでもリラックスできるのだそう。

内湯「伊弉諾(いざなぎ)の湯」

 利用客から特に人気なのは大露天風呂「伊弉冉の湯湯」。湯船の幅が約45mあり温泉の水面と大阪湾の海面が溶け込むため、「インフィニティ温泉」と呼ばれているのだそう。

 インフィニティ温泉の魅力について、「浮き輪などの持ち込みもできます。水着や湯あみ着を着用して入浴できるため、ファミリーやカップルなど大切な人と一緒に温泉を楽しむことができます」と落合さんは語ります。

大露天風呂『伊弉冉の湯湯』。別名・インフィニティ温泉

 通年で楽しむことができる同施設ですが、落合さんによると秋がベストシーズンだそう。「プールに32度で沸いている源泉を100%使用しているため、夏場は『暑い』『温度を下げてほしい』という声も。100%温泉水であることが強みである以上、温度を上げることはできますが下げることはできません。そのため、涼しくなってくる秋のシーズンがインフィニティ温泉に入るにはちょうどいい季節になります」と、その理由を説明。

 今後について聞くと、「地域共生として全国に淡路島の魅力を発信するため、地元の方々と協力した“ものづくり”にも力を入れていきます。淡路島を代表する施設となれるよう春夏秋冬、朝から晩まで360°楽しめる施設として今後さらに工夫を重ねてまいります」と話していました。

※ラジオ関西『Clip水曜日』2024年9月25日放送回より

インフィニティ温泉のベストシーズンは秋
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