吉本興業のお笑いコンビ・はるかぜに告ぐ(一色といろ・とんず)がパーソナリティーを務めるラジオ番組に、先輩芸人のマーメイドが出演し、トークを繰り広げた。
マーメイドは、田村境祐とテクニック。が2021年に結成したコンビで、NSC(吉本総合芸能学院)大阪校の42期生。田村が静岡県出身の25歳、テクニック。が大阪府堺市出身の32歳という、同期ながら年齢差のあるコンビだ。
そもそも、テクニック。は幼なじみの親友と上京して芸人をしていたが、その幼なじみが飛んで(夜逃げして)しまったために解散。その後もほかのコンビを組んだが解散し、再び幼なじみから誘われてNSCに入った。ところが、またもや幼なじみが飛んで解散。同じころ、同様に相方が飛んで解散した田村とマーメイドを結成した。
とんずからの「相方が飛んだというのはどういうことか」という疑問に、テクニック。は「急に連絡がつかへんくなったりとか、ぜんぜん連絡が返ってこうへんくなんねん」とひと言。さらに、当時の状況について詳しく説明した。
「1回目に飛ばれたときは、マジで夜逃げやったんすよ。一緒にルームシェアをしてたんですけど、(帰ったら)ほんまに何もなくなってて。前日までは『しばらく大阪帰るわ』『1週間で帰ってくる』と言ってたのが、1か月帰ってこうへんくて。で、1か月目で(家の)ドアをガチャって開けたら、もう荷物がなくなってた」(テクニック。)
その後、幼なじみとは無事に和解し現在も交流があるという。
そんなテクニック。が今夏ハマっていたのが、ファン付き作業服なのだそう。周りにもその良さを布教しており、X(旧Twitter)にはファン付きウェアを着た芸人たちの写真が並んでいる。
とんずもその涼しさは認めるものの、「空気でふくらむから、太って見えるのが私服として着るには難しい」と感じているそう。一色といろに至っては「そんなに必要性は感じない」そうで、はるかぜに告ぐの2人にはまだ浸透していないようだ。
そんな2人のコメントを聞いたテクニック。は、「あと2年で流行らせます」と熱く決意を語っていた。