――そもそも、いつからごま油を製造している?
【担当者】 江戸時代末期の1858(安政5)年に、香川県・小豆島にて創業しました。小豆島の食文化である、そうめん作りに欠かせないごま油の製造をはじめたことがきっかけです。
――パッケージの特徴やこだわりは?
【担当者】 パッケージデザインは、発売当初からほとんど変わっていません。当時の社長がアメリカのスーパーマーケットで見た食用油の瓶を参考にデザインしたそうで、老若男女に持ちやすい形状であることは、かどやのこだわりです。
色彩のなかで最も明るく目立つ色の“黄色”を取り入れることで商品棚のなかで存在感を放つのではないか、さらに、「胡麻」を「ごま」とひらがなにすることで読みやすく、手書き文字にすることでお客様の印象に深く残るのではないか、といったことを考えて開発されました。そんなこだわりと思いを持って開発した本商品は、今年で発売56年目を迎えるロングセラー商品となりました。
同商品の販売数量は年間約2400万本。これは、日本の人口の約5分の1にあたります。
――これまでにも同様に、ごま油のデザインを使ったキャンペーンがあった?
【担当者】 すでに終了したレシートキャンペーンでは、純正ごま油の形をした約60センチの「抱き枕」や、持ち手がごま油ボトルになった「折り畳み傘」、そのほかにも、かどやの企業ロゴがあしらわれた八角皿とレンゲの「町中華セット」などを企画してきました。汁椀ペアセットが必ずもらえる、「毎日ひとさじ♪健やかごま油キャンペーン」は現在も開催中です。
――今後はどのようなキャンペーンを企画している?
【担当者】 プレゼント内容は未定ですが、かどやファンの皆さまに喜んでいただけるグッズであることはもちろん、今回の「純正ごま油コップ」のように商品の特長をいかしたオリジナルグッズも企画していきたいと考えています。Xでは、これからもプレゼントキャンペーンを予定しているので、かどや公式Xをフォローしてお待ちいただければうれしいです。
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担当者は、「キャンペーンについてSNSで当選報告をしてくれる方が多く、いつもうれしく拝見しております。特に今回は、当選者5名と小規模であったにも関わらず反響が大きく、うれしいです!」と声を弾ませました。
大好評となった「純正ごま油コップ」ですが、残念ながら、現時点では販売予定はないとのことです。
日本の食卓に欠かせない、誰でも知っているごま油だからこそ生まれた試み。今後も、新たなキャンペーンから目が離せません。