電車やバスに乗ったときにつかまる、「つり革」。何気なく見ると、丸や三角、四角形や楕円形。私自身は見たことはないですが、なかには、ラブリーなハート型のほか、テーマパークがある沿線の電車にはメインキャラクターを形どったものがあったりと、いろいろな形があります。とはいえ、最もよく目にするのは丸か三角形のどちらかやないでしょうか。
丸と三角形だと、持った感じが全然違うんですけど、皆さんはどっちが好みでしょうか? 関西各所で乗客の方々に聞き込み調査をしてみました。
聞き込み調査の結果、ほとんどの人が「丸型がええなあ!」と回答。
その理由について突っ込んで聞いてみたものの、「つり革といえば丸型でしょう」「丸型が昔からの馴染みやん」と、形による使い勝手の話はほとんど出てこず。
大阪での聞き取りでは、「なんか、三角形のつり革って“イキって”ない!?」なんて言う人も。
三角形が“イキってる”とは、どういうこと? その真意についてさらに深掘りしてみると、「三角のやつって形がシュッとしてて、なんか、スマしたような感じやん」とのこと。なるほどつまり、“洗練されている都会感”があるということなんでしょうか。
その人は続けて、「違いがあるといえば、関東に行ったときに電車に乗ったら、三角形のつり革が多かったわ」とひと言。
調べてみたところ、確かに、東日本の電車では三角形のつり革のほうが採用率が高いみたいなんです。一方の西日本は、丸型が多いのだそう。