パーソナリティーの近藤さんは、島根県大田市の出身。地元では「ゲゲゲの鬼太郎」というワードが入っており、「それが当たり前だと思っていた」とのこと。リスナーからのメッセージを見てみても、山陰地方では、ゆかりのある水木しげる氏の漫画『ゲゲゲの鬼太郎』が入っているパターンが多いようです。
・「ゲゲゲの鬼太郎 へをこいた もひとつおまけにへをこいた」
・「ゲゲゲの鬼太郎 田んぼに落ちた」(40代/島根県松江市)
・「どってん ばったん決めた」(島根県松江市)
山陰地方ではありませんが、福岡でも『ゲゲゲの鬼太郎』を彷彿とさせる「げげげ」「けっけっけ」というワードが入っていることがあるそう。
・「げげげのげのげのおまけつき」(40代/福岡県福岡市)
・「けっけっけの柿の種 花が咲く」(福岡県)
関東では、西日本エリアからは聞くことのなかったワード「なのなのな」が入っていました。
・「なのなのな」(神奈川県横浜市)
・「なのなのな 鉄砲撃って バンバンバン」(50代/神奈川)
・「なのなのな 鉄砲撃って バンバンバンバン」(東京都)
そのほかに、関西や関東とは関連性のない言葉が並ぶパターンも送られてきました。
・「あべべのべ鉄砲うってバンバンパン 当たらなかったよバンバンバン バンバンバン バンバンバン 誰かが死んだよバンバンバン」(埼玉県新座市)
・「おべべの べの べの 猫のしっぽが曲がるとき」(群馬県)
・「スッポロポンのスッポロポン にんじん食って真っ赤っか だいこん食って真っ白け」(新潟県新潟市)
・「トンチンカンチン カブトムシ」気に入らないときは「決めた!」と続ける(60代/徳島県)
・「あべべのべべそ 月火水木金土日」(60代/愛媛県)
地域によって違いがある数え歌。ただ、地域内や家族内でも違いがあるようで、今後も時代や地域などに沿ったさまざまな歌詞が生まれていくのかもしれません。
皆さんの地域の「どちらにしようかな」は、どんなフレーズですか?
※ラジオ関西『Clip月曜日』より