世界文化遺産・清水寺(京都市東山区)で10月30日、乳がんの早期発見の啓発イベントとして約350機のドローンが夜空を彩った。
アメリカの化粧品メーカー大手、エスティローダーカンパニーズ(以下・ELC)が企画。
10月1日には、増上寺(東京都港区)でも開催。
乳がんの早期発見、診断、治療の重要性を呼びかけるキャンペーン「ピンクリボン運動」。その啓発月間にあたる毎年10月、世界中でこの運動が展開されている。
ドローンショーは、「空飛ぶクルマ」を開発するベンチャー企業・スカイドライブ(本社・愛知県豊田市)の協力で実現した。
ELCとしての乳がん撲滅キャンペーンの始まりは、乳がんへの関心が徐々に高まった1990年代。1992(平成4)年、故エヴリン・ローダー(当時のシニア コーポレート ヴァイス プレジデント)が立ち上げた。
認知度の向上と、予防に向けて知識を深められるように正しい情報を発信し、定期検診の大切さや乳がんへの意識を高めるのが目的。
■エスティローダー・清水寺共催 初のドローンショー・空撮映像 ※映像提供・ELCジャパン