子どものときに衝撃を受けた作品として「機動戦士ガンダム」を挙げたリスナーは、プラモデルを買うために隣町の店で開店前から並んだこともあったという。
メールには、「子どもながら、愛と友情とロボットの未来を想像し期待していました。主人公アムロからは、なにも出来ない未熟で卑屈な自分でも勇気をもって挑戦すること、悪と戦うことを教えてもらった」とつづられていた。
このメッセージを受け、「アニメでいうと『ドラゴンボール』には夢と希望を与えられた」とサマンサ。子どものころは、アニメの世界が実現するかのように日常とシンクロさせていたそうで、「空き地に行ってはボールを集めて神龍を呼ぼうとしていた」と当時を懐かしんだ。
そのほかにも、「ドカベン」シリーズや「ブッダ」など、漫画を挙げるリスナーは数多くいた。
(取材・文=バンク北川 / 放送作家)
※ラジオ関西『Clip金曜日』2024年11月8日放送回より