ウクライナ 大阪・関西万博に正式参加決定 経済復興へ海外投資呼びかけ 日本の避難者支援団体も歓迎 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

ウクライナ 大阪・関西万博に正式参加決定 経済復興へ海外投資呼びかけ 日本の避難者支援団体も歓迎

LINEで送る

この記事の写真を見る(8枚)

 ロシアからの軍事侵攻を受けているウクライナが、大阪・関西万博(2025年4月13日〜10月13日 184日間)に参加することが正式に決まった。

大阪・関西万博 会場の人工島・夢洲(ゆめしま)のシンボル「大屋根リング」〈2024年11月21日撮影〉

 ウクライナは復興を目指す自国のアピールと、海外からの投資誘致の機会として位置づけている。

大阪・関西万博会場の人工島 夢洲(ゆめしま 大阪市此花区)※撮影・ラジオ関西コンテンツニュース部

日本側が建設した共同パビリオンの一区画を借り受ける「タイプC」となる見通しで、世界に向けてあらゆる情報を発信する。

ロシアによるウクライナ軍事侵攻直後の反戦運動〈2022年3月5日〉※撮影・ラジオ関西コンテンツニュース部

 大阪・関西万博は、参加各国が他国との商談や企業間交流も行われる。ウクライナは万博を通じて海外から投資を呼び込み、ロシアからの軍事侵攻で大きな打撃を受けた国内経済の回復につなげたいとしている。

軍事侵攻2年、犠牲者を追悼するキャンドルナイト〈2024年2月24日・大阪市北区〉※撮影・ラジオ関西コンテンツニュース部
ウクライナでは経済復興をはじめ、子どもたちへの将来的なケアが求められる〈2024年2月24日・大阪市北区〉※撮影・ラジオ関西コンテンツニュース部

■ウクライナの窮状を世界に発信、そこに万博開催の意味が

 日本ウクライナ文化交流協会会長・小野元裕さんは、ラジオ関西の取材に対し、「経済的に非常に困難な状況に置かれているウクライナは、日本はもちろん欧米の支援が必要。ウクライナの窮状を世界に発信できる機会ととらえれば、大阪・関西万博は大きな意味を持つのではないか」と話した。

LINEで送る

関連記事