サッカー・J1は、8日、ヴィッセル神戸の2連覇が決まりました。
10季ぶりに最終節までもつれた、J1リーグ戦の優勝争い。前節の引き分けで勝点を69としていた首位のヴィッセルは、今シーズン最終戦、湘南ベルマーレとのホームゲームに臨みました。
2位サンフレッチェ広島（勝点68）との差が1ということもあり、自力優勝には勝利が絶対条件のヴィッセル。ノエビアスタジアム神戸に集った2万人以上の大観衆の後押しを受けてイレブンが奮闘します。
序盤から攻勢をかけたヴィッセルは、前半の26分、FW宮代大聖選手のゴールで先手を取ると、ハーフタイム直前の43分にはMF武藤嘉紀選手が押し込み、リードを2点に広げます。
後半も、70分（後半25分）、MF扇原貴宏選手のミドルシュートで貴重な追加点をあげ、リードを広げたヴィッセル。守備でもGK前川黛也選手らを中心に無失点で守り抜き、ホームチームは3-0で勝利。この結果、勝点を72に伸ばし、昨シーズンに続いてホームでJ1優勝を達成。2万7444人の満場の観衆の前で、クラブ史上初となるJ1での2連覇、天皇杯に続く国内2冠に輝くとともに、2025-26シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）出場権も獲得しました。
