1年365日。長いようで短い、短いようで長い。そんな1年の間では、1度や2度「なんやそれ!?」みたいなレアケースに遭遇するもんです。そこで今回は、私が今年出くわしたレアケースをご紹介します。
ある日、コンビニで切手を購入したときの話です。購入したその場で切手ぬらしを借りて封筒に貼ろうとしたんですが、なんでかくっつかないんです……。いつもなら、水をつけたらピタッとくっつくのに……。
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もう1度切手ぬらしを使って貼ろうとしましたが、やっぱりくっつきません。それどころか、水にぬれたただの紙のようにクルンと丸まりだしました。
「おかしいな?」と思い裏面を触ると、粘着力がゼロ。「え〜っ!? 購入したてやのに? のりが付いてない切手なんてあるの?」と、目の前にいたコンビニスタッフさんに訴えかけました。
すると、その切手を触ったスタッフさんも「うぅん? ほんまですね」と不思議そうに首をかしげながら、別のスタッフさんと「こんなことあるの?」と相談しはじめました。
その後、ファイルから新しい切手シートを取り出し、そこから1枚切り離して手渡してくれました。
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幸い、新しく受け取った切手は封筒にくっつけることができたため、事なきを得ました。
謎ののりなし切手を受け取ったスタッフさんは、角度を変えながら不思議そうに裏面を見回したあと、返品しようと考えはったのかもともとの切手シートとともに別の場所にしまおうとしていました。
そのときにふと、“エラー切手”のことを思い出したんです。エラー切手とは、印刷ズレや色ミスなどにより本来は流通しないはずのものが、正規品に紛れて市場に出回ってしまったものを指します。これは、珍品としてマニアの間で高く売買されているんです。