「独身女性に鶏&トウモロコシ」「壁にパン投げる」 おもしろすぎる海外の年末年始 独特の風習を調査 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「独身女性に鶏&トウモロコシ」「壁にパン投げる」 おもしろすぎる海外の年末年始 独特の風習を調査

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 2024年も終わりが近づき、新たな1年を迎えるため準備を始める時期がやってきました。日本では大晦日に年越しそばを食べ、新年を迎えたら初日の出や初詣に行きおせち・雑煮を食べる……というのが一般的な定番スタイルですよね? 同じく世界の国々でも“年末年始のスタンダードな過ごし方”があります。その国のイメージに合った行事もあれば、「こんなことするの?」と驚かされる風習も。今回は、その一部を紹介します。

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【アメリカ】
 ニューヨークを象徴するスポットのひとつ「タイムズスクエア」でのカウントダウンをはじめ、パーティーを開いたりなど新年を賑やかに過ごす人が多いようです。年が明けると同時に花火が上がり、クラッカーや爆竹・ホイッスルなど音の鳴るものを鳴らし盛大にその時を迎えます。また、「ミッドナイト・キス」なるロマンティックな風習も。新年を迎えた瞬間、一斉にキスをするというもので、これはキスすることで悪いものを追い払うという言い伝えがあるのだとか。

アメリカでは「タイムズスクエア」でカウントダウン(イメージ)

【ブラジル】
 サンバの国ブラジルでは、そのイメージにぴったりな陽気な年越しを迎えます。年が明けるのを待ちながらバーベキューを楽しんだりニューイヤー突入の瞬間に各地で花火を打ち上げるなど、とにかく賑やか。「平和」を象徴する白い服を身に着けるという風習もあり、新年が近づくと街の洋品店には白い服が並び始めるのだとか。

【アイルランド】
 日本の「節分」に近い風習が伝えられています。古くなったパンで家のドアや壁をたたいたり、あるいはそのパンを壁に叩きつけるというものです。家の中にいるとされる悪い霊を追い払い、幸福を招くと信じられています。

アイルランドではパンを投げる(イメージ)

【メキシコ】
 国民の多くがカトリック教徒である同国。12月16日から1月6日まで日本でいうところの「クリスマス」と「正月」が一体化したような期間が続きます。キリストの生誕日である12月25日はもちろんのことクリスマスを迎えるまでの9日間の「ポサダ」など、12月から1月までは行事が盛りだくさん。年越しには、新年を迎え鐘が鳴っている間に「ぶどうを12粒食べる」という風習が。ぶどうを食べながら1年の願いや抱負を唱えます。

【ベラルーシ】
 独身女性たちの前にトウモロコシを置き雄鶏を放すという、新年を迎えた際におこなう伝統的なゲームが存在します。うまく雄鶏につつかれた女性は、その年に結婚ができるのだとか。他にも、既婚女性が家の中にアイテムを隠し独身女性の友人にアイテムを見つけさせるというゲームもあります。

独身女性の前にニワトリを放つベラルーシ(イメージ)

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 最近は賑やかになってきたとはいえ、他の国と比べるとまだまだ日本の年末年始の過ごし方はおとなしいのかも? 年末年始を海外で過ごす人は熱気とギャップに驚くかもしれませんね!

大晦日からお正月にかけて粛々と過ごす傾向にある日本(イメージ)

(取材・文=つちだ四郎)

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