阪神・淡路大震災から30年 家庭、職場、旅先での『防災対策』 “もしも”に備えてしていることは? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

阪神・淡路大震災から30年 家庭、職場、旅先での『防災対策』 “もしも”に備えてしていることは?

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 1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災から30年。地震や豪雨による洪水など、その後もさまざまな災害が各地で起きています。

 シンガーソングライターの近藤夏子とラジオDJのタケモトコウジが担当するラジオ番組で、今後いつ起こるかわからない非常事態に備えて、「日頃から行っている防災対策」についてのメッセージを募集しました。

 リスナーから寄せられた防災対策で多かったのは、食品の備蓄でした。

 大規模災害時は、物流機能の停止による災害支援物資の遅れや、スーパー・コンビニで食品が手に入らない事態が想定されるため、保存できる食品などを置いている人が多いようです。

「昨年8月に発令された『南海トラフ臨時情報 (巨大地震に注意)』を受けて、長期保存が可能な飲み物や缶詰め、アルファ米などを購入してローリングストックすることに決めました。臨時情報が発令されてから、いろんなネットショップや近所のホームセンターなどの店舗を見ましたが、売り切れ続出でした。しばらくして普通に買えるようになり、いまでは、買えるときにまとめ買いをするようにしました」

 震災や災害の発生時や臨時情報が発令されたタイミングに備蓄を考える人も多いため、非常食やレトルト食品など、保存できる食品は売り切れになりがちです。定期的に中身を確認し、賞味期限が切れる前に食べて新しいものを買い足すようにすることで、非常時に焦ることがなくなります。

 せっかく購入した食品を、いざというときに期限が切れていて食べられないということがないように日頃からチェックすることが大切です。

「定期的に中身をチェックしながら防災への意識を高めている」というリスナーや、「いまから非常食などを食べ慣れておくことで『いざ』というときに役立つ」と話すリスナーもいました。

 ペットを飼っている人は、ペットの食べ物や飲み物、備品の備蓄も大切。あるリスナーは、人間よりペットの備蓄のほうが想定日数を多く準備しているそうです。

「災害時は人の為のものは支給されますが、ペットの為のものはなかなか手に入らないので常日頃から蓄えています」

 備えが必要なのは、食品だけではありません。防災のために発電機を購入したリスナーもいるようです。

「ポータブル電源と迷いましたが、家族だけでなく地域の為にと思って、容量もかなり大きめを選びました」

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