テレホンカードや公衆電話など、かつては当たり前のように使っていたのに、時代の変化により使わなくなったものは多く存在します。
シンガーソングライターの近藤夏子さんとラジオDJのタケモトコウジさんが担当するラジオ番組で、「最近使わなくなったモノ」についてメッセージを募集しました。
携帯電話とスマートフォンの普及により使用する機会が減ったものといえば、「テレホンカード」。さまざまなデザインが販売されていたこともあり、集めていた人も多いのではないでしょうか。
近藤さんは、少女向けまんが誌の懸賞のテレホンカードを集めていたといいます。「好きなデザインを使うのはなんだかもったいなくてコレクションしていた」という人も多いかもしれませんが、近藤さんは気にせず使っていたのだそう。擦れて少し薄くなったテレホンカードを思い出し、懐かしみました。
一方のタケモトさんは、「お気に入りのテレホンカードは使えないタイプだった」とのこと。携帯電話がなかった高校生のころは公衆電話で連絡を取ることも多く、「ポケベルにメッセージを送るために公衆電話を探したことや、休み時間には学校の公衆電話に列ができていたことが懐かしい」と思い返しました。
あるリスナーは、「家の固定電話」を挙げました。回線は残しているものの、まったく使っていないのだそう。日中の着信履歴を見ると知らない番号や勧誘の電話ばかりなため、「置いておくか迷いながらも、携帯電話が繋がらなくなったときのために残している」といいます。
メッセージは、「電話の横に置いてあった電話帳も、もう何年も開いていないです」と続いており、「スマホに連絡先が入っているから(電話帳は)必要ないんですよね。なんだか、時代の流れを感じますね」とつづられていました。
近藤さんも子どものころは実家の固定電話をよく使っていたそうで、「友だちや、当時付き合っていた彼氏と長電話をしていた。相手の親から『電話代がすごいから長電話を控えるように』と電話がかかってくるほどだった」と当時を振り返りました。
最近は固定電話を置いていない家も多く、実家にはあるが(現在住んでいる)家にはないという人も増えているそうです。