同店では、多彩な経歴を持つ中田シェフによる地元食材やジビエ、旬の食材と自家製にこだわった料理を楽しむことができます。店内には、イタリア料理店では珍しい生簀(いけす)や珍しい食材もあり、シェフの信念が伝わってきます。
サイズの小さいものなど、ほかの店では使われないような魚を使ったり、使わなかった部位は出汁として利用したり、垂水漁港で獲れた魚たちへの愛とリスペクトが感じられます。
この日のメニューは、ツアーのために考案された「垂水漁港のお魚ランチ」コース。昼網の魚介や神戸の食材がふんだんに使われています。なかでも、ウラリエのお気に入りは「天然鯛と垂水わかめの玄米リゾット」だそうで、「とてもおいしくて、おかわりしたくなった」と声を弾ませました。
ランチ後は、再び垂水漁港へ。歩いていける範囲にレストランや漁港があるのも、このエリアの魅力のひとつです。
この日は、垂水漁港の「漁業デー」。毎月第1・3水曜日の午後1時半から、昼網のセリの新鮮な魚介や、神出・岩岡・押部谷の朝採れ野菜と果物が並びます。昭和50年代から続く恒例の直売イベントで、一般のお客さんも購入することができるとあって、毎回30分ほどで売り切れてしまうほどの人気ぶりなのだとか。
ウラリエいわく、「新鮮な食材がリーズナブルに手に入るほか、調理方法も教えてもらえるのでおすすめ」だそう。ウロコ取りやスミ抜きなどのサービスがあるのも助かるポイントです。
最後は、漁港にある直売所でお買い物。昼網の新鮮魚介のほか、加工品などが並んでいます。
ツアー終了後、ウラリエは「初めて見たセリもすごくおもしろかったし、新鮮な魚介が間近で見られて大興奮でした。『AeB』さんでのランチもおいしくて、めっちゃ満足しました。垂水の海を満喫できて、お腹も心も満たされました」とコメント。ツアーを満喫したことが伺えました。
※ラジオ関西「Clip金曜日」2025年1月10日放送回より
1月〜3月までの期間は「漁業デー」が休みなため、『垂水漁港でセリを見学&神戸産山海の幸を味わう優雅な平日ランチ』もお休み。2月12日(水)には、プレツアーの開催が予定されています。※ツアー内容については、今回紹介した内容とは一部異なりますことを予めご了承ください。