阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼する「第30回神戸ルミナリエ」開幕を前に、
障がいのある人を招待してイルミネーションを点灯する「ハートフルデー」が22日、神戸市中央区・東遊園地で開かれた。
神戸ルミナリエの会期は1月24日〜2月2日。
東遊園地には午後8時までの1時間30分の間に7000人が訪れ、ゆったりと観賞することができた(このうち車いすの利用者1000人)。
神戸市西区の40代の夫婦は、知的障がいがある17歳の長男を車いすに乗せて東遊園地へ。
父親は、「良かったなあ、今年もルミナリエに来られて」と長男を抱きかかえると、長男の表情がほころんだ。
母親は、「車いすでの人混みは周囲に気を遣うので、ハートフルデーがあって嬉しい。息子と一緒に光に会いに来て、美しい光の芸術に触れることができた。これからもずっと続けてほしい」と笑顔で話した。