相手は昨シーズンも優勝争いを展開した広島。そのミヒャエル・スキッべ監督をリスペクトしているという吉田監督は、「志向するサッカーは、ゾーンとマンツーマンで考え方は違うも、大枠ではプレッシングで奪ってゴールにアグレッシブに向かってくるというところで、似ている部分がある」と評価。
「今シーズンはもともといたパワーのある戦力に加えて、FWジャーメイン良選手、MF田中聡選手、MF菅大輝選手ら、2チーム分（の戦力）ができるだけの本当に素晴らしいチームで来ていると思っている。そのなかで自分たちがどれだけできるかも楽しみ。もちろん上手くいかない部分もあるかもしれないが、そこは修正して、次のACLやJリーグ開幕に向かっていきたい」と、J1連覇に導いた指揮官は、宿敵との一戦を楽しみにしていました。
山川選手も、「広島さんは強度がJリーグでトップクラスに高い。前からのプレスや、1対1の強度の高さが特長的。新加入選手がいて、（今年が）どういうチームかはやってみないとわからないが、そこは楽しみ。ヴィッセルも強度では絶対負けてはいけないし、個人のところもそう」と、今年も上位争いのライバルになるであろう相手との対決に闘志をたぎらせていました。
通常はJ1と天皇杯の優勝チーム同士の対戦となるスーパーカップですが、昨シーズンはJ1王者のヴィッセルが天皇杯も優勝したため、今回はJ1で2位のサンフレッチェ広島との対戦が組まれました。試合は東京・国立競技場で8日（土）午後1時35分からキックオフされます。
