近年よく耳にする、「子どもたちのランドセルが重くなっている」という声。フリーアナウンサーの清水健と落語家の桂米舞(かつら・まいまい)がパーソナリティをつとめるラジオ番組内で、ランドセルの重さに関する調査を紹介した。
調査を行ったのは、株式会社NEXERとランドセル専門メーカー『ララちゃんランドセル』。「現在、小学生の子どもがいる」と回答した全国の男女100人を対象に、インターネット上で実施された。
アンケートの結果、全体の73パーセントが「子どもがランドセルを重そうにしているときがある」と回答した。
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「自分が小学生のころと比べて、子どものランドセルが重いと感じるか」の問いでは、「とても感じている」が23パーセント、「やや感じる」が34パーセントとなり、合計6割近くが「重いと感じる」と答えた。
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「どんな理由で重くなっていると思うか」という問いには、「教科書などが増えた」「ランドセルのサイズが大きくなっていて、収納ポケットの幅も広くなっているから」「パソコンやタブレットなどの荷物が多いから」「学校に持っていくものが増えている」などの声が挙がった。
パーソナリティー2人の子ども時代はどうだったかという話になると、米舞は「毎日、結構フラフラしながら通ってたなと思いますね」と当時を回顧。
その一方で清水は、「自分のランドセルが重かったかどうか覚えてないんです」とひと言。ただ、「いま息子がランドセルを背負ってるわけじゃないですか。(息子のランドセルを)持つこともあるんですが、確かに重い」と息子のランドセルについては重みを実感しているようで、アンケート結果と同様に若い世代ほど重たくなっている傾向がみられた。
冒頭でも紹介した通り、「子どもがランドセルを重そうにしているときがあるか」というアンケートでは、「ある」と回答した人が73パーセントにも上った。
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清水も「こんな重いの持っていくんや」と感じることがあるそうだが、「持っていかなくちゃいけないものなんで、もうしゃあない」と仕方のないことだととらえているという。