「エアコンの暖房」つけっぱなしorこまめに切る ←どっちがオトクなん? メーカーから意外な回答 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「エアコンの暖房」つけっぱなしorこまめに切る ←どっちがオトクなん? メーカーから意外な回答

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 先週は日本を10年に1度という大寒波が直撃しました。現在は比較的マシにはなったものの、まだまだ暖房が欠かせない寒さが続いています。今年だけの話ではなく、冬はとかく電気代が高くなりがち。後ろめたさを感じつつも、暖房に頼らざるを得ないのが現状です。

 とはいえ、「なるべく節約できる暖房の使い方をしたい」と思っている人は多いはず。そこで、今回は“エアコンの上手な使い方”を、空調機メーカーの雄『ダイキン工業株式会社』(大阪府大阪市)に聞いてみました。

気になる電気代.....冬はエアコンを上手く使いたい

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 同社によると、エアコンの暖房運転は冷房運転と比べると消費電力が高くなり、一般的には電気代も高くなってしまうとのこと。

「例として、夏の外気温35度の時に設定温度を27度にするとその温度差は8度となります。一方で外気温が7度だとすると、設定温度を20度としてもその温度差は13度に。エアコンは設定温度に到達するまではフル稼働するため、外気温と設定温度の差が大きくなる冬は必然的にエアコンが消費する電力量は大きくなってしまいます」と担当者は話します。

 外気温と設定温度の差が大きいことから消費電力も大きくなり、結果的に電気代も高くなるというエアコン暖房。とはいえ、他の暖房器具と比べると消費電力は決して高くはないようです。

 経産省が発表する『各種暖房器具の定格消費電力』によると、「部屋の機密性」「室内機・室外機の状況」「外気温」によって細かな条件は異なるものの、エアコンは他の暖房器具と比べても消費電力が小さいとされています。ちなみに6畳用のエアコンは450w、10〜15畳用が750〜1100wという定格消費電力量です。それに対し電気カーペットは3畳用で760〜1000w、ファンヒーターは1150wほど。

「エアコン暖房はほかの暖房器具と比較すると消費電力が大きいイメージがありますが、部屋全体の空気を暖めるにはコストパフォーマンスが良い暖房器具です。電気代を節約しながら快適に過ごすには、まずエアコンを使用することをおすすめします」(ダイキン)

ファンヒーターなど、エアコン以外の暖房器具の方が電気代を食う可能性が

 エアコン暖房についてほかに気になることがあると言えば、外出の際に「切る」か「つけっぱなしにする」かということ。どちらに節約効果があるのでしょうか? 

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