3か月連続配信 結成19年目ガールズバンド・SCANDAL “心から音楽楽しむ”原点回帰の新曲 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

3か月連続配信 結成19年目ガールズバンド・SCANDAL  “心から音楽楽しむ”原点回帰の新曲

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 結成19年目を迎えた日本を代表するガールズバンド・SCANDALのHARUNAとTOMOMIが、このたび、ラジオ番組に出演。19年間にわたる活動への思いや、3か月連続配信する新曲、3月から始まるツアーについて語った。

※聞き手=ラジオ関西『Clip』月曜日パーソナリティーの近藤夏子(シンガーソングライター)とタケモトコウジ(ラジオDJ)

SCANDALのHARUNA
SCANDALのTOMOMI

 2006年、大阪のダンス&ボーカルスクールに所属していた、HARUNA(ボーカル&ギター)、TOMOMI(ベース&ボーカル)、MAMI(ギター&ボーカル)、RINA(ドラム&ボーカル)の4人で結成されたガールズバンド・SCANDAL。

 インディーズでの活動を経て、2008年にシングル『DOLL』でメジャーデビューして以降、国内・海外問わず活動しています。2023年には、“女性の同一メンバーによる最長活動ロックバンド”としてギネスに認定され、日本を代表するガールズバンドの地位を築きました。

【タケモトコウジ(以下:タケモト)】 デビューした当時はまだ中高生で、制服っぽい衣装でしたよね。

【HARUNA】 制服でしたね。

【タケモト】 そこから活動を続け、2023年には“女性の同一メンバーによる最長活動ロックバンド”としてギネスに認定されたということで、話題になっていましたよね。

【近藤夏子(以下:近藤)】 これすごいですね。

【HARUNA】 長くやってきましたね。

【TOMOMI】 今年で19年になります。

【近藤】 “女性の同一メンバー”というところが難しいんでしょうね。私の周りもそうですけど、女性は人生の段階として仕事に対して影響を受けてしまうようなイベントごとが多いですから、仲がいい・悪いじゃなくて、続けたくても物理的に無理になってしまう人が多いですもんね。やっぱり、このギネス認定はうれしかったですか?

【HARUNA】 自分たちが続けてきたことが報われたのはうれしかったです。

【近藤】 もちろん、このギネスを目指してきたわけじゃないですよね?

【HARUNA】 そういうわけではないけど……。

【TOMOMI】 でも、15周年ぐらいから「もしかしたらいけるんじゃない?」みたいな(笑)。冗談なんですけど、「ギネス獲ったらおもしろくない?」みたいな感じでやってきました。

【タケモト】 いやあ、関西やな(笑)。

【HARUNA】 なんでも、1番が取れるというのはうれしいみたいな。

【近藤】 それは圧倒的にそうですよね! この肩書は、大阪でいう「おもろい」ですよね。

【タケモト】 ギネス認定のときは、ギネスのスーツを着た人が来てイベントみたいなものがあるんですか?

【HARUNA】 認定員の方が来て、やりました。

【TOMOMI】 毎年、結成記念日にイベントをやってるんですけど、17周年の記念日に認定してもらいましたね。

【近藤】 こういう、盾と賞状みたいなやつを(もらった)?

【HARUNA】 そうですね。盾と賞状をいただきました。

【タケモト】 すごい。ギネスを獲るのもすごいけど、認定員を見たいというのもあるよね。

【近藤】 確かにね。人生において認定員と直接会うことってないし。

【TOMOMI】 なんばHatchでファンの人に見守ってもらいながら(認定してもらいました)。

【近藤】 素敵! ファンもうれしいでしょうね。もちろん、続けてくれることがうれしいと思うんですけど、そういうギネス獲得とかで思い出が増えるから。

【タケモト】 このギネス記録を持っている以外にも、TOMOMIさんは兵庫県加古川市出身ということで、昨年、加古川観光大使に就任されたそうなんです。

【TOMOMI】 そうなんです!

【近藤】 意外なのが、昨年なんですね。もっと早くからやっていてもおかしくないですよね。

【TOMOMI】 ずっと「(観光大使を)やりたい!」と言い続けていて。たけだバーベキューさんやBKB(バイク川崎バイク)さんが観光大使をされているので、お会いするたびに「私も観光大使になりたいので、観光協会の人に言っておいてください」と言い続けていたんですよ。そうしたら、本当につないでいただいて。

【近藤】 言い続けて昨年やっとなれたんだ! それはうれしいですよね。

【TOMOMI】 めちゃくちゃうれしいですね。地元が大好きだから、お仕事で地元に帰れるというのがなによりもうれしいです。

【近藤】 すっごいわかる! 私も島根県の観光大使をしていて、仕事で帰れる地元はいちばんうれしいです。仕事なんやけど、実家に帰る感じ。

【TOMOMI】 誇らしい顔をして「ただいま」と言えるんですよね。

【タケモト】 いいなあ。俺も宝塚の観光大使になりたいけど、宝塚市はタカラジェンヌがやってるからなあ。

【近藤】 宝塚はハードル高いやろうなあ。

【タケモト】 昨日もお仕事で加古川に行ってたんですよね。

【TOMOMI】 加古川の高校生バンドが出演する『KAKOGAWA HIGH SCHOOL KEION CONCERT』というイベントを加古川市が昨年からやっていて、それにゲスト出演しました。

加古川市が高校生の軽音部を応援するというか、発表の場を設けるというイベントなんですけど、私が高校生のころとかは発表する場がなかったから、自分たちでライブハウスを抑えて、お客さんは友達ばっかりみたいな感じでコンサートをやっていたんですよ。

それはそれですごく楽しかったけど、やっぱり他校との関わりはあまりなかったんです。こういうイベントは(出演者同士)お互いに刺激になるだろうし、発表する場があることでモチベーションが上がるだろうから、市がそれをやっているというのはすごく素敵だなと思いました。

【近藤】 素敵ですし、うらやましいです。私も高校からバンドをやってましたけど、島根の田舎やから、どこでやるのかをまず考えるところからスタートするみたいな感じ。場所を抑えるということもわからないし、それはそれで楽しかったですけど、場所を用意してもらって、発表できる場があると練習するにも気合いが入るでしょうしね。

【TOMOMI】 気合いが入ってました。みんなキラキラしていて、10代のころにしかないきらめきみたいなものに圧倒されちゃって、涙が出そうでした。本当に素敵なイベントでしたね。

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