展示を見学したあとは、いよいよ明石海峡大橋へと向かいます。主塔へと続く管理用通路は車が走る高速道路の下にあり、真下は海。足元は格子状になっているため、約42メートル下の海面がしっかり見えるだけでなく、肌に感じる風がかなりスリリングなのだそう。
三上アナは、「想像していたよりも格子のサイズが大きくて、最初の1歩を踏み出すのが高くてこわい!」と本音をこぼしながらも、「貴重な体験なのにこわがっている場合じゃない!」と自身を鼓舞しながらしっかりと歩きました。三上アナいわく、「足元を見るとこわいので、少し先を見て歩くとこわさも半減する」とのことでした。


約1キロメートルにも及ぶ海上散歩中も、ツアーリーダーが橋の構造や建設技術について説明してくれます。
メインケーブルが潮風で腐食しないよう内部に空気を送る“送気乾燥システム”があるほか、橋の安全を守るための“保全設備”、淡路島に水道を送るための“水道管”、道路の両脇には“高圧電気ケーブル”などのインフラ設備が備わっているため、大人の社会科見学としても見どころ満載です。
ちなみに、明石海峡大橋ができるまで、淡路島ではたびたび水不足が発生したそうですが、現在は橋のおかげで解消されたそうです。
主塔に到着すると、塔の中にあるエレベーターで一気に98階へ上がっていきます。エレベーターを下りて階段をのぼると、高さ289メートルの塔頂部に到着。目の前には空が広がります。
塔頂部からは、神戸から加古川、淡路島、瀬戸内海を一望でき、橋を真上から眺めることもできます。三上アナは、「こんな角度から神戸や淡路島を見たのは初めて。真下もすごい」と興奮を隠しきれない様子です。
塔頂での滞在時間は約15分間。空気が澄んだ秋冬なら小豆島やあべのハルカスまで見えるそうで、この場所からしか見ることのできない風景が楽しめます。


橋の科学館がある舞子公園には、ほかにも写真スポットや見どころがいっぱい。「舞子海上プロムナード」では、展望ラウンジやカフェのほか、管理用通路とはまた違ったスリルが味わえるガラス板と丸木橋のある遊歩道が楽しめます。
文化財となっている歴史ある「旧武藤三山治亭」などを巡り、自由な時間を過ごすことも。春先や秋口の天気のいい日には“だるま夕日”が見られるチャンスのあるスポットだそうで、三上アナもよく訪れているとのことです。

『明石海峡大橋 ブリッジワールド』ツアーでは、ここでしか味わえない体験・景色が盛りだくさん。明石海峡大橋の主塔ツアーは3月から再開予定で、予約も開始しています。ツアーの詳細や申込先などは、「こうべフィールドパビリオン」ホームページ内の体験レポートページで確認できます。
※ラジオ関西「三上公也の朝は恋人」2025年1月8日放送回より