3月は「自殺対策強化月間」。自殺対策を推進するため、自殺についての誤解や偏見をなくし、正しい知識を普及することが重要だとして、今年も全国各地で自殺を予防するための啓発活動が行われ、兵庫県も、様々な悩みに関する相談窓口を設置しています。
「眠れない」「遅刻や休みが多くなった」「原因不明の体調不良が続く」「酒を飲む量が増えた」「何もかもにイライラする」……そういった心身の不調や不安を感じたとき、「ひとりで悩まず、家族だけで抱え込まず、その思いを相談すること」が重要だといいます。
また家族や友人が普段の様子と違ったり、「死にたい」と口にしたりしたときは、「まず、本人の話をゆっくりと聞いてあげてください。そして、ひとりで悩まず、家族だけで抱え込まず、その思いを相談してください」と、兵庫県は呼びかけています。
兵庫県は、悩みに合わせて相談できる窓口「いのち支える兵庫県」で、特設ホームページを通じて支援や相談窓口を案内しています。兵庫県が設置している相談窓口は次の通り。
【電話相談窓口】
▼兵庫県いのちと心のサポートダイヤル
078-382-3566
（月～金18:00～翌8:30、土日祝24時間）
こころの悩みや不安な気持ち等についての相談（通話料は相談者負担）
▼ひょうご女性サポートホットライン～ここふれ～
0120-62-3588
（火～土9:00～12:00・13:00～16:00 ※祝日除く）
女性が抱える生活上の悩みや就労に向けたアドバイス、メンタルヘルスにも対応した電話相談窓口
▼夜間法律電話相談
078-341-9600
（水・金・日17:00～20:00）
弁護士（日曜のみ精神保健福祉士が同席）による電話相談で、解雇、多重債務、生活保護や家庭の問題等に関する相談に対応（通話料は相談者負担）
【相談会や研修会】
▼しごとと法律・こころの相談室
ハローワーク3か所で「しごとと法律・こころの相談室」を開催。弁護士と精神保健福祉士が一緒に対面で相談に応じる。求職活動の不安・生活や経済的な悩み・職場での悩みなど、小さな心配事にも対応。予約・問合せは兵庫県福祉部障害福祉課（電話078-362-3059、平日9:00～17:00）
