大阪・関西万博 会場シンボル『大屋根リング』ギネス世界記録〜世界最大の木造建築「残せれば…」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

大阪・関西万博 会場シンボル『大屋根リング』ギネス世界記録〜世界最大の木造建築「残せれば…」

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大阪・関西万博の会場シンボル・大屋根リングが4日、「世界最大の木造建築物」としてギネス世界記録に認定され、認定証授与式が万博会場の人工島・夢洲(大阪市此花区)で開かれた。

大阪・関西万博のシンボル「大屋根リング」 ギネス世界記録認定証を受け取る日本国際博覧会協会・石毛博行事務総長(写真中央)、藤本壮介氏(右)〈2025年3月4日 10時03分・大阪市此花区夢洲〉

 6万1035平方メートル(水平での投影面積・甲子園球場の約1.5倍分)もの建築面積が最大と認められた。

大屋根リングは、大阪・関西万博の理念「多様でありながら、ひとつ」が込められた巨大な環状構造物。

設計は、建築家で会場デザインプロデューサーの藤本壮介氏が手掛けた。2023年6月末に着工、3つの工区に分けて建設された。

 外径675メートル、1周は万博開催年と同じく2025メートルで、高さは最大20メートルある。

 環境への配慮や鉄骨使用時のコストとの比較などを鑑みて、木材は国内外のヒノキ、スギ、アカマツ計約2万7000立方メートルを使い、2月27日に完成した。

 日本の伝統的な技術「貫(ぬき)工法」を基調とした木組みに、通路を照らすスポットライト計約4200台と、天井を照らすアッパーライト約700台が設置されている。

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