大阪・関西万博の開幕を記念して、4月29日(火・祝)~5月1日(木)の3日間、会場の人工島・夢洲のEXPOホール(大催事場)「シャインハット」で、宝塚歌劇団OGによるスペシャルショー『未来へのOne Step!~世界を結ぶ愛の歌声~』が上演される。

関西で生まれ、国内外で活躍の場を広げる宝塚歌劇団の歴史を紡いできたOGたちが、華やかなレビュー仕立てで、万博にゆかりのある国々にいざなう。

宝塚歌劇団所属の演出家が開会式の構成・演出を担当し、現役タカラジェンヌが参加した1970年大阪万博。
あれから55年を経た大阪・関西万博の万博会場での公演では『タカラヅカ EXPO'70』で初舞台を踏んだ麻実れいさん(元・雪組)が55年の軌跡をたどる語り部として登場(※)。
シャンソンやジャズの名曲からミュージカル「ME AND MY GIRL」「エリザべート」の代表曲を交え、1幕ノンストップのスペシャルショーを送る。


この日、往年のトップスター・真琴つばささん(元・月組)、姿月あさとさん(元・宙組)が夢洲を訪れ、完成したばかりのシャインハットに足を踏み入れた。

真琴さんは「東京宝塚劇場のこけら落としを思い出す。シンプルで開放感があり、真っ白な空間がさまざまな色に染められる。ワクワク感のある劇場」と話した。
ロンドン公演の経験がある真琴さんは、万博会場・夢洲での公演について、「海外公演にのぞむような気持ち」と話し、「あらゆる世代、あらゆる国々のみなさんに宝塚歌劇団を知ってもらえる公演にしたい」と抱負を語った。
