【タケモト】 RAYさんは今年、楽曲『蒼』をリリースされましたが、こちらはどういった楽曲になってるんでしょうか?
【RAY】 もともと2人組のグループだったんですが、コロナ禍に考え方の違いが露骨に出てきて、解散したんです。で、そのときに「もう(歌を)やめようかな」と思った。やめようというか、「続けられるのかな」と思ったんですよ。そんなときに、すごくお世話になっている茨城の先輩が提供してくれた曲で、この曲と一緒に育ってきたと言っても過言じゃないんです。
【タケモト】 RAYさん自身も曲作りはされるんですか?
【RAY】 もちろん、自分が書いた曲、作った曲もあります。ただそのなかでも、この曲は本当に一緒に育ってきて、いろいろな人と出会ったので思い入れがあります。
数ある楽曲のなかからどの曲でミュージックビデオを作ろうかとなったときに、「絶対にこの曲で」となった。そこから話をいただいて、リリースさせてもらいました。
【タケモト】 むちゃくちゃ大事な曲を満を持してリリースしたということですね。
【近藤】 そういうピンチのときというか、自分が本当にこの道でやっていけるかどうかという、人生の谷の部分のときに助けてくれる人がいたということですもんね。
【RAY】 周りに恵まれているかもしれないですね、本当に。

【近藤】 でも、やめさせてもらえない人は、やめないほうがいいと思いますよ。そのときに、楽曲提供がなくて『蒼』という楽曲に出会っていなかったら、そこでもうやめていたかもしれないじゃないですか。
【RAY】 本当にそうですね。
【近藤】「やめようかなあ」のときに、周りの力であっても「いやまだいけるやろ」と押し上げられる人は、続けていいと思う。
【タケモト】 運命の1曲ですよね。『蒼』は配信がスタートしていますので、ミュージックビデオと合わせてチェックしていただきたいなと思います。

※ラジオ関西『Clip月曜日』2025年3月3日放送回より





