神戸・ポートアイランドにあるバンドー神戸青少年科学館(神戸市中央区港島中町)が、第1展示室と第6展示室をリニューアルし、3月26日(水)から一般公開を開始する。新たな展示室は、南館1階に「物理 | 化学の展示室」、北館1階に「サイエンスパーク」がそれぞれオープンし、科学の面白さを体感できる施設として生まれ変わる。

今回のリニューアルで、物理や化学の原理を楽しく学べる展示を充実させ、実験を通じて理解を深められる内容となった同館。「サイエンスパーク」では、体を動かしながら科学を学べる体験型の展示を導入するなど、遊びを通じて科学に親しめる工夫が施されている。
オープン当日の午前9時30分からは記念式典が行われ、午前10時10分から一般公開をスタート。オープニングイベントでは、関西を拠点に活躍するダンサー・斉藤綾子氏による特別パフォーマンスや、科学館スタッフによる実験イベントが予定されている。
バンドー神戸青少年科学館の担当者は、「今回のリニューアルで、1階の展示室にはシンボル展示『スパークポッド』や、体を動かして、思い思いに楽しく不思議が学べる展示が設置され、ここでしかできない『かがく』体験がさらにパワーアップします。ぜひ皆様のご来館をお待ちしています」と語った。
リニューアルを機に、さらに魅力的な科学体験ができるようになったバンドー神戸青少年科学館。最新の展示を通じて、多くの子どもたちが科学の楽しさに触れ、学ぶきっかけとなることが期待される。
なお、入館料は大人600円、小中高校生300円で、幼児以下は無料(ドームシアターの利用には別途料金が必要)。休館日は毎週水曜日(春休み・夏休み期間中は無休)。アクセスは、ポートライナー「南公園」駅から徒歩3分。一般向けの駐車場はなく、同館は公共交通機関の利用を呼びかけている。