兵庫県の淡路島では、花や緑と触れ合いながら様々な催しを楽しめる「淡路花みどりフェア2025」が、きょう3月20日(木・祝)から開幕します。
これは、2000年に開催された「淡路花博 ジャパンフローラ2000」から25周年を記念して行われるもので、4月27日(日)までの39日間にわたり、淡路島全域でさまざまなイベントが繰り広げられる予定です。
今回の花みどりフェアでは、島内の複合施設「淡路夢舞台」と国営明石海峡公園がある『淡路会場』、洲本市中心部の『洲本会場』、農業公園「淡路ファームパークイングランドの丘」を中心とする『南あわじ会場』の3か所がメイン会場に。また、サテライト会場として島内88の観光施設などが設定され、まさしく淡路島あげてのイベントとなります。
開幕を控えた16日(日)には、淡路会場で内覧会が行われました。その模様を、会場までのアクセスや注目のプログラムなどを交えて、取材レポートします。
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淡路島への本州からの玄関口、神戸・舞子からのアクセスで利用したのは、屋根のない2階建てオープンバス「スカイバス」(神姫バス)。「淡路花みどりフェア2025」の前半、3月20日(木・祝)~4月6日(日)の18日間にわたって、期間限定で舞子と、淡路島を結びます。
本州側は高速舞子(JR舞子駅、山陽電車舞子公園駅下車)、淡路島側は、淡路夢舞台と、テーマパーク「ニジゲンノモリ」が乗車場所に。一乗車につき2000円で、事前予約はなく、各便先着44人乗りとなっています。

この「スカイバス」が明石海峡大橋を渡るのは、今回の期間限定運行が初めてとのこと。16日はあいにくの雨模様で、行きは屋根を閉めての運行でしたが、帰りはオープンに! 明石海峡大橋の主塔を真下から眺めることができました!
いろんな交通看板が手に届きそうな距離で見られる、2階建てオープンバス。通常、バスでは車窓は横から見るものですが、このバスに限っては真上を見ながら楽しめるのもいいですね。同バスでは万が一、雨が降りそうなときにはレインポンチョが支給されます。


さて、淡路島に入り、いざ、「淡路花みどりフェア2025」の淡路会場へ。明石海峡公園エリアの一角では、「春のカーニバル」と題して、虹をイメージした多彩なチューリップ花壇が整備されています。
16日時点で、すでに準備万端の様子のチューリップ。100品種、16万8千本と、半端ない数が集結しています! 冷蔵して保存してあったチューリップは、わりと咲き始めが早いそうで、すでに咲き始めているものもありました。期間中ずっと咲き誇るように、開花時期をずらして植え込みされているとのこと。見応え十分で、まさに花みどりフェアを感じることができるエリアとなっていました。
