JR大阪駅直結の複合施設「グラングリーン大阪」の南館が、21日、グランドオープンした。日本初や関西初などを含め55のショップやレストラン、ホテル、オフィスなど多彩な施設が揃う。このうち「うめきた温泉 蓮(れん)Wellbeing Park」(3階・4階)は、温浴、運動、食事、メディテーション、美容の5つをテーマにした、関西最大級の健康増進施設となる。

「うめきた温泉 蓮 Wellbeing Park」は、2015年に開業した健康増進施設「神戸みなと温泉 蓮」(神戸市中央区)の知見や経験を活かした施設だ。大浴場・サウナのほか、最新のフィットネス機器を揃えたジムや、スタジオ、プール、「岩盤浴・溶岩浴」「瞑想ルーム」「食事処」「リラクゼーションサロン」などを備える。


「名前にも入っている通りウェルネス、ウェルビーイングをコンセプトに、温泉だけではなく、様々なことを組み合わせることによって、健康になろう、健康になりたいというウェルビーイングに対して意識を向けていただきたいという施設です」と、運営する株式会社ラスイート(本社・大阪市)企画広報部・統括マネージャーの向井尚子さんは話す。
大浴場には、天然温泉や高濃度炭酸泉、マイクロバブルバス、人間工学寝湯、二十四節気に応じたこよみ湯、ディープスパ(立ち湯)がある。男性大浴場内には大型ドライサウナやローマのスパを彷彿(ほうふつ)とさせるととのいスペース「テルマエ・パティオ」、女性大浴場には流れる足湯付きのミストサウナ「アロマモイスチャーサウナ」もある。


フィットネスエリアには、最新のマシンを備えたジムに、スタジオ、25メートルの屋内プールやアクアジムを備える。バーカウンターもあり、日中はプロテイン中心、夜は映像投影する演出でレジャープールとなるため、アルコール類も提供する。そして、屋外には「インフィニティプール」があり、グラングリーン大阪の緑と梅田の都市景観を楽しめる空間になっている。向井さんによると「外に出たら思わず『わぁ!』と声を出してしまう人もいます」(向井さん)という。


