『SPACECOOL』は、太陽光や大気からの熱を遮断して、館内の温度上昇を抑える。太陽光を反射しながら、放射冷却によって内側の温度を外気より2〜6度下げ、ゼロエネルギーによって外気よりも低温にする。さらに建築部材を削減しながら空調負荷も軽減する。


日本では、CO2(二酸化炭素)やメタン、N2O(一酸化窒素)、フロンガスを含めた温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡(相殺)させ、その排出量を実質ゼロに抑える「カーボンニュートラル(炭素中立・脱炭素)」の実現を2050年に設定、これに向けた取り組みを進めることを宣言している。


こうした中、現在は石油や石炭、天然ガスといった化石燃料を使用している都市ガスについて、確実にCO2排出を削減することが不可欠となっている。

パビリオン内部では、CO2が増えることなく循環し、未来のエネルギーに「化ける」ことで地球温暖化を抑制する仕組みを、”おばけのキャラクター”とともに参加できる。


来館者は、パビリオンのメインキャラクターで案内役のおばけ「ミッチー」に導かれ、XRゴーグル「バケルゴーグル」を装着。XR(クロスリアリティ)とは現実世界と仮想世界を融合する技術の総称。たくさんのおばけたちも加わり、さまざまな望みを叶えていく。しかし、突然景色が暗転して謎のおばけが……。ここからは、ぜひパビリオンで体験を。




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