動画配信サービス・Leminoで配信中の懐メロオーディション番組『ミスタートロット ジャパン』に出演している飯田俊樹が、このたび、ラジオ番組に出演。オーディションに挑戦することとなったきっかけや、参加するなかで気づいたことについて語った。
※聞き手=ラジオ関西『Clip』月曜日パーソナリティーの近藤夏子(シンガーソングライター)とタケモトコウジ(ラジオDJ)

【近藤夏子(以下:近藤)】 オーディション番組に出ているんですよね?
【飯田俊樹(以下:飯田)】 韓国の国民的オーディション番組『ミスター・トロット』があるのですが、その日本バージョン『ミスタートロットジャパン』に出演しています。
【タケモトコウジ(以下:タケモト)】 現在、Lemino(レミノ)で配信されているんですね。
【飯田】 優勝すると、メジャーデビューと賞金1000万円がもらえるという感じです。審査員の方もすごくて、細川たかしさん、武部聡志さん、クリスタル・ケイさんなどがいらっしゃいます。
【近藤】 すごすぎ!
【飯田】 74人からはじまって、この間の予選でなんとかギリギリ42人に残っています。
【近藤】 チームミッションがあるんですよね?
【飯田】 そうなんです。僕はチーム『ダーリン』という既婚者グループでして、なかには、メキシコ人がいらっしゃったりしますね。
【タケモト】 そういう分け方なんですね。
【飯田】 ほかには、『スチューデント』や『社会人』など、いろいろあるんですよ。
【近藤】 めずらしい! チームは何人なんですか?
【飯田】 チームごとにバラバラで、僕らは7人チームです。もともと9人いたんですが、脱落した人が2名いて。
【近藤】 おもしろそう。オーディション番組って韓国でもともとすごく流行っていましたが、日本にもその文化がどんどんきて、いまは日本でもすごく流行っていますよね。
私も『No No Girls』というオーディション番組にハマってからほかのオーディション番組も見るようになったのですが、ちょっと勉強不足で。『ミスタートロットジャパン』には出会えていなかったのですが、今日出会えたので見てみたいです。
【飯田】 韓国の『ミスター・トロット』はすごく人気でシーズン3までやっていて、韓国では知らない人はいないぐらいの人気ぶりなんです。
【タケモト】 オーディション期間は長いんですか?
【飯田】 先のことは言ってはいけないルールなのですが、まあ長いですね。半年とかそれぐらいかけてやっているような。
【近藤】 先のことは言えないのに生放送の出演って、めっちゃ難しくないですか?
【飯田】 そうなんですよ。「くれぐれも先のことは言うな」と言われているんですが、「宣伝してきてほしい」と言われて。
僕は予選を通過して42人に残ることが決まったのですが、この番組に出演させていただくことが決まったのは通過が決まる前だったんです。だから今日は、「落ちました」と報告だけをしに来る可能性もあったんですよね。でも、「とりあえず残っている」と言えてよかったです。
【タケモト】 よかった〜!
【飯田】「落ちたんです」と言いに行くのは嫌だなと思っていたので、よかったです。
【近藤】 先ほど、『赤いスイートピー』を歌っている動画を見せていただいたのですが、プロにこんなことを言うのもあれですけど、お上手ですよね。すごく素敵な歌声で、「歌心があるな」と思いました。
【飯田】 ほんとですか! オーディションでは、歌っているときに審査員の方たちがいらっしゃって、「いいな」と思ったらハートがついてくんですよ。
【近藤】 見た見た見た! いやな制度だよね〜。
【飯田】 審査員が10人いて、ハートが10個ついたら絶対に次のところに行ける。“オールハート”というんですけど、僕は9個しかつかなかったんです。
【近藤】 誰〜!?
【飯田】 それがね、あの武部聡志さんなんですよ。司会者がフットボールアワーの後藤さんで、なぜハートをつけなかったのかインタビューに行くんです。そのときに(武部さんから)言われたひと言が、僕にとってあまりにもつらくてきつい言葉で……。
【近藤】 ここまでにしておいて、何を言われたかは番組を見てもらいましょう。
【飯田】 僕がそれをどう乗り越えていくかも見ていただけたらと思います。

【近藤】 なかなかのコメントでしたよね。(武部さんは)厳しい方ですよね。私があの感じであの言葉をいただいたら、普通に泣きます。
【飯田】 そうですよね! 僕なんかもう、裏でウォンウォン泣いてしまって。
【近藤】 やっぱりそうですよね。泣くだけじゃなくて、次に自分がパフォーマンスをするときにちゃんと(気持ちを)整えてから立たないとわからなくなりそう。
【飯田】 僕、本当に歌をやめようと思いました。
【近藤】 わかる! 歌っている立場として1番つかれたくないというか、「え、どこから直すの?」という。
【飯田】「俺だめだ、やめよう」と思いました。