花粉シーズンの真っ只中、筆者は主に鼻症状に悩まされています。特に困っているのがくしゃみ。なぜかというと、年齢を重ねるにつれ自身のくしゃみの音がどんどん大きくなってきており、「うるさい」と直接指摘されることも多々あるからです。
子どもの頃は「クチュン…!」くらいの可愛らしいものだったのに、今や「ぶぁっくしょん!」と盛大に発してしまうくしゃみ。どうして大人になるとくしゃみが大きくなってしまうのでしょうか? 医療福祉センターさくら(兵庫県三田市)の院長で総合診療医の服部益治先生に聞きました。

☆☆☆☆
服部先生によると、くしゃみの大きさは「肺活量」「体格」「吸い込む空気量」などによって変わってくるとのこと。

「成長するにつれて顔の大きさや鼻腔の容量も変化していきます。特に肺活量が比較的多い男性は、空気が一瞬で出るため、くしゃみ音が大きくなりやすい傾向があります。とくに中高年層は要注意。というのも、若い人の場合は筋肉を使い吸気量や呼気量をコントロールできるのですが、加齢により筋肉量が減ってしまうと、この調節がききにくくなる。そのため大きなくしゃみをしてしまうのです」(服部先生)
加えて、「気持ちによる部分」もあると服部先生は指摘します。
「スッキリしたい……という思いから、あえて大きいくしゃみをしているということも考えられます。人目を気にしないでくしゃみをするのが習慣になった結果、なかなかそれが治らなくなったという方もいるのではないでしょうか」(服部先生)
これに関しては「人の気持ち」というものが大きなポイントになるわけですが、ある興味深いデータが存在します。