2024年に開催されたお笑いコンテスト『第2回ユーポスカップ』で優勝を果たし、注目が集まるお笑いコンビ「反町」。ラジオ番組にて、コンビ結成のきっかけや現在の活動について語りました。

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ボケ担当の和記さんは奈良県、ツッコミ担当のばんないさんは新潟県出身。共に東京の松竹芸能に所属していました。それぞれ別々のパートナーとコンビを組んでいたものの、偶然にも同時期にコンビが解散。最寄り駅が同じだったことがきっかけで自然と顔を合わせる機会が増え、次第に親しくなったといいます。
「よく2人で恋バナをしていたんです。ばんないが恋愛話が好きで」と和記さんは振り返り、漫才のネタ作りの合間に交わす恋愛トークが絆を深める時間となったと語りました。
「和記さんの元のコンビ憧は憧れの存在。面白い先輩やなと、ずっと思っていて。だから(コンビを)組んでいただいて光栄なんですよ。普段からご飯に連れて行ってくれたり、恋バナの相手をしてくれたりとか……仲の良さの延長線に今があるっていう感じ」(ばんない)
2023年のある日、いつものように恋愛トークに花を咲かせている最中に「一度2人でコンビを組んでみようか!」と話が進み、反町が誕生したのだとか。
2024年5月、反町は活動拠点を東京から大阪へ移します。これは一般的な芸人の進路とは真逆なのだそう。和記さんは「松竹芸能史上初の逆輸入らしい」と語り、その理由には彼の実家の家業が関係していたと明かします。
「僕の父親は関西でガールズバー経営していたんですが、芸人活動をしている僕に『店を継いでくれないか』と打診してきた。東京で夢を追いたいという自分の気持ちと、家業を継ぐべきだという父親の思いがぶつかり合ったんですが……最終的には頼みを受け入れ、大阪に移住する決断をしました」(和記)
しかしながらコロナ禍の影響でガールズバーは閉店、なんと父親は沖縄へ移住。その結果、反町は大阪での芸人活動に専念すること相成ったのだそう。
