【卒業式当日、家を出る時の『行ってきます』はなんだか緊張する】
このリスナーは、高校の卒業式当日に家を出る際、両親に「ここまで育ててくれてありがとう」と感謝を伝えようとしたものの、照れ臭さで結局言えず、緊張しながら「行ってきます」だけを伝えたのだという。卒業式当日の特別な空気感とともに、十代らしい思い出を持つ大人も多いのかもしれない。この持論に、といろは「こんな幸せなエピソードが出てくるとは、忘れかけていた気持ちが蘇った」と語った。

【校歌は野球部が歌ってくれるから、ほぼ声を出さない】
学校行事や式典で校歌を歌うのは少し恥ずかしいという生徒も多いなか、野球部員だけはその限りではないらしい。野球部に所属する生徒は試合で校歌を歌うことが多い。そのため他の生徒に比べ「大きな声で歌う」というシチュエーションに慣れており、卒業式でも歌声のほとんどの割合を野球部員が占めるそうだ。とんずは「強豪校であればあるほど歌う機会が多いし、声もでかい」と補足した。

【卒業式のときの校長先生の話はいつもより長いが、なんか許せる】
このリスナーによると、当日は“卒業式ハイ”という状態になり心が広くなっているため、普段なら退屈に感じる校長先生の長い話も素直に聞くことができるという。さらに、その場の空気でなんとなくいい話だったと感じ涙する生徒もいるのだとか。だが、その内容を後で振り返ることは決してないそうだ。

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人生の大きな節目でもある卒業式。自身の経験を振り返ってみると、新たな「持論」を発見できるかもしれない。
※ラジオ関西『Clip火曜日』より
(2025年3月11日放送回)




