斎藤元彦・兵庫県知事をめぐる内部告発問題を調査した県議会調査特別委員会「百条委員会」委員・丸尾牧県議に「ゴミ野郎」「お前もとっとと自殺しろ」などと誹謗する内容のメールが大量に届き、日常業務が妨害されたとして、丸尾県議が15日、兵庫県警・尼崎北署に被害届を出した。
届出は受理され、兵庫県警は偽計業務妨害容疑で捜査する。
丸尾県議によると、メールが届き始めたのは3月31日午前7時40分ごろ。
特定のメールアドレスから約1分間隔で自殺を強要したり、誹謗する内容のメールが大量に届くようになり、4月8日までに1万2400件を超えたという。
現在、こうしたメールは止まっているが、丸尾県議は、「百条委の委員を務めた私への言論弾圧だ。危害を加えられないかと恐怖を感じている」と話している。
同様の内容をつづったメールは百条委・元委員長、奥谷謙一県議のもとにも3月末から大量に届いており、奥谷県議も兵庫県警に相談している。
