「ハロー、神戸!」笑顔乗せて台湾から1番機 神戸空港で国際便の発着スタート アジア5都市と就航 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「ハロー、神戸!」笑顔乗せて台湾から1番機 神戸空港で国際便の発着スタート アジア5都市と就航

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 神戸空港(神戸市中央区)で18日、国際チャーター便の発着がスタートした。第1便は台湾からのスターラックス航空。同日、国際便を担う第2ターミナルも開業し、関係者らによる記念式典が開かれた。

開業した神戸空港第2ターミナル(2025年4月18日午前)

 午前9時半ごろ、台湾・台北から来たスターラックス社の航空機が滑走路へ入った。到着ロビーに続く通路では歓迎の横断幕が掲げられ、有馬温泉の芸者さんらが乗客に記念品の瓦せんべいをプレゼント。大きな荷物を抱えた女性客は、居並ぶ報道陣に手を挙げ、「ハロー、神戸!ハロー!」と、とびきりの笑顔を見せた。

 神戸発の初便は大韓航空の午前11時発ソウル行き。兵庫県明石市に住む姉とK-POPアイドルゆかりの地を訪ねるという大阪市内の自営業女性(50)は、「新しい空港でいいにおいがする。ワクワクします」と話した。

「ハロー、神戸!」と呼びかける、スターラックス航空の乗客(2025年4月18日午前、神戸空港第2ターミナル)
大韓航空機(2025年4月18日、神戸空港)
大韓航空機(2025年4月18日、神戸空港)
第1ターミナル展望デッキには航空機を眺める大勢の人が(2025年4月18日、神戸空港)
歓迎の放水を受ける大韓航空機(2025年4月18日、神戸空港)

離陸するスターラックス機(2025年4月18日、神戸空港)
離陸する大韓航空機(2025年4月18日、神戸空港)

 第1便着に先駆け、就航記念の式典が開催された。久元喜造・神戸市長は「神戸市は、神戸空港の国際化により新たな国際都市としての可能性を手にすることができた。この可能性を大いに開花させ、神戸が関西全体の発展に貢献することができるよう、全力で取り組みたい」と述べた。テープカットに続き、就航エアライン4社の代表者あいさつ、くす玉を割るセレモニーも行われた。

記念式典であいさつする久元喜造・神戸市長(2025年4月18日午前、神戸空港第2ターミナル)
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