大阪・関西万博会場のEXPOホール「シャインハット」で29日、宝塚歌劇団のOG31人による『未来へのOne Step!〜世界を結ぶ愛の歌声〜』が上演された。

ショーは万博ゆかりの地・パリ、ロンドン、ウィーン、ニューヨーク、ブラジル、日本をめぐり、シャンソンやジャズの名曲、ミュージカル『ME AND MY GIRL』『エリザべート』の代表曲まで幅広いジャンルで綴る、一幕ノンストップの華やかなレビュー。
そしてエンディングは「FOREVER TAKARAZUKA」「すみれの花咲く頃」を全員で歌った。

シャインハットのステージには、1970年の大阪万博開幕に合わせて宝塚大劇場で上演された「タカラヅカEXPO'70」で初舞台を踏んだ麻実れいさんが登場。

開会式が開かれた1970(昭和45)年3月14日、雪組特別公演が初日を迎え、『タカラヅカEXPO'70』として「四季の踊り絵巻」と、グランドレビュー「ハロー!タカラヅカ」を1か月間上演した。

麻実さんは当時を振り返り、「私は大階段から転げ落ちてしまって、網タイツはずるむけに。でも、楽しい初舞台だった」と話した。それ以来、愛知万博、大阪・関西万博、3つの万博に携わり、「おかげさまで素敵な青春期、壮年期を過ごすことができた。そして、今という時を大切に歩んでいきたい」とコメントした。






