「これ、教科書で見た!」 展示品すべてが国宝 圧巻の展覧会 大阪市立美術館「日本国宝展」 | ラジトピ ラジオ関西トピックス

「これ、教科書で見た!」 展示品すべてが国宝 圧巻の展覧会 大阪市立美術館「日本国宝展」

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国宝 短刀 銘左/筑州住(号じゅらく(太閤左文字)) 南北朝時代・14世紀 広島・ふくやま美術館(小松安弘コレクション) 通期展示※5月20日以降は刀身のみの展示
国宝 薬師寺東塔 水煙(部分) 奈良時代・8世紀 奈良・薬師寺 通期展示
国宝 普賢菩薩騎象像 平安時代・11~12世紀 東京・大倉集古館蔵 通期展示 1900年のパリ万国博覧会に日本を代表する仏像として出品された

 高校の歴史研究部の校外活動で来場した女子生徒(15)=神戸市中央区=は「『これ、教科書で見た!』とみんなで盛り上がった」と興奮した様子。「日本の国宝ではあるが外国から来たものも多く、世界の文化に触れられた気がした」と話した。

 開催に先立つ内覧会で、同館の内藤栄館長は「建物などを除くと、国宝の14パーセントほどがここに来る。すごいこと」と述べ、「国宝というものは、1つ1つがその時代、未来に何を残そうかと考えて作られたもの。昔の人の“未来社会のデザイン”を感じてほしい」と語った。

内覧会で話す大阪市立美術館の内藤栄館長(2025年4月25日午前、同館)

大阪・関西万博開催記念 大阪市立美術館リニューアル記念特別展「日本国宝展」
会場 大阪市立美術館(〒543-0063 大阪市天王寺区茶臼山町1-82[天王寺公園内])
会期 2025年4月26日(土)~6月15日(日)※会期中、一部の作品は展示替えを行う
休館日 月曜日(4月28日と5月5日は開館)
開館時間 9:30~17:00(土曜日と5月4日・5日は19:00まで)いずれの日も入館は閉館の30分前まで ※土日祝日は日時指定予約優先
観覧料(税込) 一般2400円、高大生1700円、小中生500円
問い合わせ 大阪市総合コールセンター なにわコール06-4301-7285

展覧会公式サイト

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