人生は「自ら動き、切り開く」 現役引退・子育てにおける澤穂希の“視点” 次世代へのアドバイスも | ラジトピ ラジオ関西トピックス

人生は「自ら動き、切り開く」 現役引退・子育てにおける澤穂希の“視点” 次世代へのアドバイスも

LINEで送る

この記事の写真を見る(3枚)

「いろんなことにチャレンジしてほしい。サッカーに限らず、何か興味を持ったものがあれば、一歩踏み出す勇気を持ってもらいたい。一歩踏み出せば楽しい広い世界が待っているから」(澤さん)

 自身の人生を変えたサッカーとの出会いのように、子どもたちにも「きっかけ」となる何かを見つけてほしいと語りました。

 さて、女性アスリートにとって、競技を続けながらのライフイベントは大きな課題でもあります。これに対して、澤さんはどのような考えを持っているのでしょうか?

「結婚や出産、引退のタイミングって本当に悩む」としながら、現役時代からの“学び”の大切さを実感していると振り返った澤さん。

「結婚や子供のことを考えると、なかなか決断できない選手っていると思うんですよね。そういうことも含めて、いろいろ話す機会があると、今の女子アスリートにとってはいいんじゃないかなとは思います」と提案。

 さらに「人に任せっきり頼りっきりはダメ。自分で調べ、道を切り開いてやりたいことを探すという経験は絶対に必要」と、自ら行動する姿勢の重要性にも触れます。

 澤さんがすべてのアスリート、そして今を頑張る女性たちに贈ったアドバイスは、「人と比べない」「自分の長所を磨く」「感謝を忘れない」という3つ。

「誰かにちょっとでもしていただいたことには、“ありがとう”。感謝の気持ちや謙虚さは、何歳になっても忘れちゃいけない」(澤さん)

 子どもたちにも「当たり前のように見えて、実は当たり前ではない」今の環境のありがたさを伝えたいと話し、「言葉に出して伝えるのは恥ずかしいけど、ちゃんと言葉に出して言うことの大切さを知ってほしい」と語りました。

※ラジオ関西『ハートフル サポーター』2025年4月21日放送回より


LINEで送る

関連記事