コベカツは、地域の文化・スポーツ団体が中心となって運営するため、家族や先生以外の大人と交流する機会が生まれるだけでなく、将来につながる活動を選ぶこともできます。
これまで、部活動があることで十分に取り組めていなかった放課後の学習指導や細やかなカウンセリング、居場所づくりなどにも力を入れるそうで、コベカツと学校教育全体でメリットを高めていくとの意向です。
活動団体は、地域の文化・スポーツ団体、総合型地域スポーツクラブ、企業、大学、希望する教員、市役所の職員など。指導にあたっては、熱中症対策、ハラスメントの防止、中学生への指導、安全管理などの研修を毎年受けることになっています。
現行の部活動で、部員数が多く一般的にニーズが高い種目については、コベカツ開始後も在籍校または近隣校で続けられるよう調整がなされるとのことです。
活動団体の1次募集が終了した現時点において、526の団体が登録されました。2次募集は6月ごろを予定しており、詳細はコベカツの専用ホームページにて掲載されるそうです。
神戸市教育委員会事務局コベカツ推進担当の魚山さんは、このように話しました。
「子どもたちのために、より良い制度となるよう全力で頑張っています。中学生の放課後や休日の過ごし方を社会全体で支えられるよう、コベカツもコベカツ以外の活動も含めて、より良い制度になればと思っています。部活動とは違う、新たな取り組み。指導だけではなく、趣味を一緒に楽しむ活動もコベカツですので、ぜひ皆さんの得意分野をいかしてご協力いただければ」(魚山さん)
※ラジオ関西『サンデー神戸』より



