兵庫県神戸市に本拠を置くバスケットボールチーム「神戸ストークス」を運営する株式会社ストークスの代表取締役・渋谷順さん。ラジオ関西の番組にて、チーム運営の裏話や今後の展望について語りました。

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2025年4月5日、新本拠地・GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)で行われたこけら落としゲームでは、2日間で延べ1万5千人以上が来場し、B2最多入場者数を記録しました。試合は劇的な展開だったそうです。

「残り4秒、4点差で負けていたんです。2本目をわざと落として自分の手元に落ちてきたボールを外にいる選手にパス。そこから結構ハードなスリーポイントを決め、残り0.7秒で同点に追いついたんです。それで延長に入って勝利した。神がかってましたね」(渋谷さん)

奇跡のような勝利の裏には、渋谷さんが「個人」でクラブ運営を引き受けたという、並々ならぬ覚悟があったといいます。
「僕が神戸ストークスと出会ったのは、Bリーグ創設前。クラブの経営が行き詰まっていた時期のこと。なんと『このままだとチームが潰れる』というタイミング。『お前バスケ部やろ』って頼まれてね……まぁ、しゃあなしですよ」と当時を振り返りました。





