社会ニーズ高まる“ビジネスデータサイエンス” 「新学部開設」で注目集める関西大学 その目的とは? | ラジトピ ラジオ関西トピックス

社会ニーズ高まる“ビジネスデータサイエンス” 「新学部開設」で注目集める関西大学 その目的とは?

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 大阪府にある関西大学は、1886年に創立された私立大学。大阪府内に5つのキャンパス(千里山・高槻・高槻ミューズ・堺・吹田みらい)を構えています。今年4月新設の1学部を含めた計14学部・13大学院研究科を擁し、約3万人を超える学生たちが通う総合大学です。

 今年4月25日に公開された、映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』の原作は、関西大学の卒業生であるお笑いコンビ・ジャルジャルの福徳秀介さんの小説。シーンの約4割が千里山キャンパスで撮影されたことも話題となっています。

関西大学・千里山キャンパス(写真提供:関西大学)

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 さて、件の新たに開設された学部というのが「ビジネスデータサイエンス学部」。あまり聞きなれない学部ですが、一体どんなことを学ぶことができるのでしょうか? 同学部で教授を務める高井啓二さんに聞きました。

「今は、いろいろな分野にデータサイエンスの技術が広がっています。その中でも、ビジネス分野におけるデータサイエンスを学ぶことができるのが関西大学ビジネスデータサイエンス学部です」(高井さん)

ビジネスデータサイエンス学部がある、吹田みらいキャンパス(写真提供:関西大学)

 学ぶ内容については「商学部や経営学部などで教えられてきたマーケティングや経営・会計などの『ビジネス系科目』と、プログラミングやコンピュータの知識・統計学や機械学習などのデータ解析を行う『データサイエンス系科目』の知識を、実際のビジネスで使われるデータを分析する中で身につけていくことを目的にしています」と高井さん。

 幅広い分野から集められた教員が指導することも特徴だそう。

「幅広くビジネスデータサイエンスに関することを教えるために、これまで企業で開発に関わってこられた方や企業のコンサルティングをしてきた方などビジネスの経験豊かな先生や、機械学習・データ分析で多くの研究をされてきた方が教鞭をふるいます」(高井さん)

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