駅弁・仕出しの老舗、まねき食品(兵庫県姫路市)は、崎陽軒(横浜市)と荻野屋(群馬県安中市)と、大阪・関西万博でコラボレーションする。
◆明治時代創業、駅弁の老舗3社のコラボレーション~”EKIBEN”文化を世界共通語に

6月9日~15日、「大阪外食産業協会(ORA)外食パビリオン 宴~UTAGE~」に出展(※記事中の金額は税込み)。

まねき食品からは、明治22(1889)年末からJR姫路駅構内で“立ち売り”販売していた『元祖幕の内弁当』を特別に復刻(2480円)。
大阪・関西万博出店記念として同社総料理長が、海・山の幸を詰め込んだ当時の幕の内弁当を忠実に再現した。

明治18(1885)年創業、現役では日本最古の駅弁販売・荻野屋は、創業140周年を記念して群馬県・横川駅の『峠の釜めし』関西バージョンを開発した(1980円)。瀬戸内真鯛のほぐし身、姫路名物の焼き穴子、出汁めしは姫路のソウルフード“えきそば”の出汁で炊いた。

1908(明治41)年創業、「シウマイ弁当」が日本一の弁当販売数を誇る崎陽軒は、2021年11月にまねき食品と共同開発した『関西シウマイ弁当』(1200円) や、その場で食べられる『関西シウマイ』(15個・700円)を販売する。