次は、ソウルの東部に位置する「聖水洞（ソンスドン）」へ。ここはもともと工場や倉庫などが立ち並ぶ地域でしたが、現在はその街並みの雰囲気は残しつつ、リノベーションしたオシャレなショップが集まるトレンドスポットに。そのなかには、韓国を代表する大手化粧品メーカーのフラッグシップショップもありました。
そこでは、定番から新商品までがずらりと並びます。店内に入ると、すぐに洗面台がいくつかあり、メイクを落としてからそのラインナップを試すことも可能。設置されているタッチパネルで自分の肌の情報などを入力すると、オーダーメイドコスメを作ることもできちゃうということで、女性にとってはぜひとも訪れてみたい場所なのでは。
15万坪の広さを誇る都会の公園「ソウルの森」にも立ち寄りました。一部施設を除いて24時間開放されている市民憩いの場は、テーマごとに4つのエリア（文化芸術公園、生態の森、自然体験学習園、湿地生態園）に分かれており、昔、競馬場があったことから、競走馬たちの息遣いも聞こえてきそうなオブジェも鎮座しています。
ソウルの森から道を1本挟んで広がる若者向けのショップが立ち並ぶエリア「UNDER STAND AVENUE」に進むと、「創造」と「自立」をテーマに、様々なお店が軒を連ねます。その特徴は、貨物用のコンテナを組み合わせたお店の外観。統一感を持たせながらアートの要素を取り入れた風景は、どこでも映えスポットといった感じでしょうか。
ソウル＆仁川旅の締めくくりは、韓国・現代グループが手掛ける百貨店「ザ・ヒョンデ・ソウル」へ。
地下2階から地上6階のフロアに約600店が入っている市内最大規模のデパートは、中に入った瞬間から目に飛び込んでくる巨大な吹き抜け、その中央にあるサウンドフォレストという室内庭園、ウォーターフォールガーデンという人口の滝が圧巻。百貨店というより、公園か現代美術を観ているような感覚の中で、ショッピングを楽しむことができました。
