作り方は豪快ですが、あっさりだしと辛味を混ぜたタレが絶妙な風味を作り出し、これまた絶品。しかし、これで終わりではありません。ある程度具を食べ終わったら、生麺を投入。鶏からもだしがたっぷり出たスープが煮詰まって行くうちに塩味が増して、最高の鶏塩麺が完成です!
そして、韓国旅最後に味わったグルメが、サムギョプサル……ですが、今回は「ミナリ」=セリと一緒に食べる「ミナリギョプサル」に挑戦。ソウルの鐘路区(チョンノグ)、「青春通り」という繁華街の近くにある専門店に足を運びました。
まずは、厚さ1.5cmはあろうかという三枚肉を鉄板に並べます。その上に大量のセリをどかっと乗せて火を通します。こうすることで豚の風味や脂がセリに染み込み、セリの風味も豚に移るんだそう。豚肉はチェジュ島で飼育される豚を使用というこだわりぶり。焼き上がると岩塩、わさび、BBQソースにつけて実食! 薄いお餅(直径4cmくらい)に巻いて食べると食感が変わって、これまた美味でした。

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初めての韓国で、久々の海外旅行となった筆者でしたが、現地だからこそ味わえる数々のグルメを満喫でき、至福のひとときを体感。神戸~仁川という新たな路線も生まれたことで、今後も港町から気軽に韓国へ行ってみたいなと痛感した2泊3日の旅でした。
取材・文:タケモトコウジ(DJ、ラジオパーソナリティー)
協力:韓国観光公社



