同じく、スズランと類似している「スノーフレーク」に関する投稿もあったそうです。
実物の花ではなくとも、西鈴蘭台駅の時計や壁面にスズランのモチーフが使用されていることに気づいた中村さん。
「じつは様々な場所に『隠れスズラン』が存在するのでは?」 と考え、地道に捜索を続けています。「庭に咲いています! 」といった、少しほっこりするような便りも届いているのだそう。

現在、北区役所では「別の植物のことをスズランと呼んでいた地域性や歴史がきっかけで“鈴蘭台”と呼ばれるようになったのでは? 」という考察か浮上中。あくまで仮説のため、引き続き情報提供を待ちたいと中村さんは話しました。
「区民が培ってきた歴史や愛着のある地名など、大事にしてきたものを広めて伝えていくのが一つの使命」と考える中村さん。最後に「北区は、神戸市でいちばん広い面積のエリア。遊びつくせていない・知りつくせていない魅力をSNSで発信することで、多くの人たちと街を楽しむ機会を作りたいです」と力強くインタビューを締めくくりました。
ちなみにスズラン情報は6月初旬まで提供を募り、後日ホームページで検証結果をまとめて公開する予定とのことです。
(取材・文=長塚花佳)
※ラジオ関西『Clip』水曜日 2025年5月21日放送回より





